株式会社オリエンタルランドが2024年4〜12月期の連結決算を発表、純利益が前年同期比4%減の957億円とのことでした。
テーマパーク事業で夏場の猛暑による需要の落ち込みが影響し、人件費上昇とファンタジースプリングス開業に伴う減価償却費の上昇も影響しているとのことです。
OLCが2024年4〜12月期の連結決算を発表し、純利益が前年同期比4%減
純利益は前年同期比4%減の957億円でしたが、売上は8%増の5051億円と言うことで決して悪いわけではありません。
ファンタジースプリングスの開業が功を奏しただけでなく、入場料金やディズニー・プレミアアクセスの売上も決して悪くはないようです。
営業利益は5%減の1349億円でしたが、2024年10月〜12月期の純利益は502億円で過去最高益を記録しました。
25年3月期通期の業績は従来予想から据え置き、売上高は前期に比べ11%増の6847億円、純利益が微増の1205億円を着地として予測しております。
決して業績自体は悪いものではありません。ただ、夏場の酷暑は想像以上に数字に影響をもたらしているようです。
【決算】オリエンタルランド、純利益4%減 ディズニー新エリア開業費が重荷 - 日本経済新聞
日経はファンタジースプリングスの開業費用が重荷と書いてますが、オープンして1年も経たないテーマポート、回収はそれこそこれからが本格化するでしょうから、あまり悲観的になる必要はないと考えます。
短期で見たら赤字でも、5年スパンで見た時に大きく取り返すことも出来るでしょう。株価は決して芳しくはないですが、今の段階では悲観する内容ではないと考えます。