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東京ディズニーリゾート 株式会社オリエンタルランド

OLCが代表取締役の交替人事をリリース

東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは2025年4月1日より代表取締役の異動があることをプレスリリースで発表しました。

株価の低迷が続く中、経営陣の刷新によるテコ入れを図ろうとしているのでしょう。

現任の吉田氏は1期2年での交替となります。

OLCが代表取締役の交替人事をリリース

昇格するのは、現在取締役常務執行役員経営戦略本部長委嘱ホテル事業担当の高橋渉氏となります。

現任の吉田氏は当年6月の定時株主総会を経て取締役を退任し、特別顧問として在籍をするということです。

なお、異動の理由は下記の通りとなります。

当社グループは、今年度が最終年度となる「2024 中期経営計画」において、「ゲストの体験価値向上」と「財務数値の回復」を目標に掲げ、将来に向けたチャレンジに取り組んでまいりました。

昨年 6 月には東京ディズニーシーに 8 番目となる新テーマポート「ファンタジースプリングス」を開業したほか、7 月には日本を拠点とするクルーズ事業への新規参入を決定し、2028 年度の就航に向けて準備を進めております。

2025 年度から新たな長期経営計画を始動するにあたり、当社グループの今後さらなる企業価値向上に向け、新たな経営体制を構築するべく代表取締役の異動を行うことといたしました。

「ゲストの体験価値向上」と「財務数値の回復」を目標に掲げ、将来に向けたチャレンジと記載がありましたが、特に「財務数値の回復」という点では株主の期待に応えられなかった点もあり、残念ながらの異動となったようです。

加賀見最高議長の影響力がいかほどのものかは想像出来ませんが、「ゲストの体験価値向上」と「財務数値の回復」という点では、なかなか期待通りに行かなかったことが大きく影響していることが推察できます。

なお、後任の高橋氏は68歳、現任の吉田氏よりも年齢が上の方の交替となります。

年齢で実績が測られるものではないのですが、もう少し若い方を選べないのか、という疑問も湧き上がります。40代の実績ある若手が抜擢されるようになれば、組織としても活性化するような印象を持ちますが、昭和の国内企業にグローバル企業同様の価値観を求めるのはとても難しいものなのでしょう。

新しい経営陣に期待がかかるところは大きいですが、低迷する株価や混雑緩和、酷暑対策と1回あたりの来園価格帯が見事に高いが故に消費者から敬遠されてきているTDRの経営の難しさをどうハンドリングしていくのか、推移を見守りたく考えております。

代表取締役の異動、取締役の人事(予定)、執行役員の新任・昇任・退任および役員の管掌・担当・委嘱等の変更について

現任の吉田氏にはお疲れ様でした、と申し上げたいところでございます。

-東京ディズニーリゾート, 株式会社オリエンタルランド

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