東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドより、今秋冬のシーズンイベントを中止にするとの発表が2020年7月10日に公式HP内でありました。
苦渋の決断ではありますが、新型コロナウイルスの影響を考えると止むを得ないものと判断します。
対象となるのはハロウィーンから来年度3月までのシーズンイベントやプログラムになります。
また、シーズンイベントに付き物のパーク内の装飾も取りやめるとのことです。
決して喜ばしいニュースではありませんが、今後のテーマパーク運営を考えると、いつ、シーズンイベントが従来通り開催されるか、ゲストにしても株式会社オリエンタルランドにしても実に悩ましい問題となります。
苦渋の決断 TDRが2020年度秋冬のシーズンイベントを中止にすると発表

ダンサーのアレンジ、グッズの発注を考えると今がギリギリのタイミングなのかもしれません。
対象となるシーズンイベントやプログラムは下記の通りです。
両パーク共通
- ディズニー・ハロウィーン(2020年9月11日(金)~11月1日(日))
- ディズニー・クリスマス(2020年11月10日(火)~12月25日(金))
- ニューイヤーズ・イヴ(2020年12月31日(木)~1月1日(金))
- お正月のプログラム(2021年1月1日(金)~1月5日(火))
東京ディズニーランド
- 美女と野獣のプログラム(2021年1月13日(水)~2月14日(日))
東京ディズニーシー
- ダッフィー&フレンズのサニーファン(2020年6月4日(木)~8月26日(水))
- ディズニー・パイレーツ・サマー(2020年7月1日(水)~9月2日(水))
- ダッフィー&フレンズの新規プログラム(2021年1月13日(水)~3月25日(木))
なお、大規模な再開発により完成したニューファンタジーランドのお披露目も未定となっております。
そしてジャンボリミッキー!はまだ終了の案内は出ておりません。
シーズンイベントの装飾もないパークに
東京ディズニーランドとディズニーシーを運営する「オリエンタルランド」は、ハロウィーンやクリスマスなど、今年度予定されていた12のイベントやプログラムについて中止することを明らかにした。イベントにあわせて園内に設置される予定だった装飾なども見送られるという。https://t.co/vO9oVKsDrP
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) July 10, 2020
NHKが報じておりますが、シーズンイベントの装飾もないパークになります。
ハロウィーンのフォトロケーションはともかくも、クリスマスツリーも飾られない可能性が大きく、とても寂しいパークになります。人の滞留を考えると、やむを得ません。
まだまだ収束する気配を見せない新型コロナウイルス感染症。
東京都は連日100〜200名以上の感染者数を公表しております。
明らかに第2波の到来が来たものと判断しても良いでしょう。
重症患者数は決して高いわけではないのですが、症状の出ない感染者が増加しているため、いつ、どこで感染するか分からないリスクを我々は抱えて日々の生活を過ごすことになっております。
7月1日から運営を再開した東京ディズニーリゾート。
もしかすると、再閉園の可能性もゼロではありません。
なかなか獲得出来ない1デーパスポートの争奪戦ももしかするとまた激化するかもしれません。
ひとりのファンとして1日も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願ってやみません。
