東京ディズニーリゾートに遊びに来る人の殆どがアトラクションに搭乗することを楽しみに来園します。
1日朝から晩までどれだけ多くのアトラクションに乗ることが出来るか。
これが今の東京ディズニーリゾートにやってくるゲストの90%以上の関心事ではないでしょうか。
今回は改めてファストパスに関するルールと効率の良い取得方法、他の人がなかなか気づきにくい注意点、ちょっとした裏技をまとめて書きました。
開園前の5分でわかるように要点をまとめていますので、1つでも多く頭を使って優雅にアトラクションを攻略したい人は読んでみて下さい。
ファストパスは原則2時間間隔でしか取得出来ない。
最初の1つ目を取得したら、最低でも2時間の間を空けないと次のファストパス取得が出来ません。
したがって、1番最初にどのファストパスを取得するかを事前に決めておく必要があります。
例外は朝1番にファストパスを取得した時
原則から外れるのは朝1番にファストパスを取得した時に2時間空けなくても次のファストパスを取得することが出来るケースがあることを知っておいて下さい。
この例外があてはまる状況は
- 開園間もない時間帯でのファストパス取得
- 当日の混雑具合
この2つの条件次第でファストパス取得のための時間間隔が短くなります。
例えば、開園間もない8時過ぎにビッグサンダー・マウンテンのファストパスを取得したら、次のファストパス取得が可能な時間が9:30以降というケースがあるということです。
つまり、朝1番、パークに入園することが1つでも多くアトラクションを搭乗する最大の秘訣なのです。
うまく行けば入園後60~90分のあいだで3つほどアトラクションをクリアできるチャンスがあるということです。
ファストパスを取得するために園内を走り回るゲストが後を絶たないのはこういうことが理由にあるのです。
勿論、読者の方には一切おすすめしていませんので、走ることなく頭を使ってファストパスを1枚でも多く取得して充実した1日をお過ごし下さい。
入園して1番最初にやることは「人気アトラクションのファストパスを取ること」
入園して1番最初にやることは「人気アトラクションのファストパスを取ること」これがファストパスを沢山獲得する方法の大切なルールになります。
そして、「どのアトラクションのファストパスを1番最初に取得するべきか」ということをこれも事前に決める必要があります。
1番最初に取りたい人気アトラクション
番号は優先順位順です。そしてファストパスが早めになくなる順であったり、時間帯によってはスタンバイで60分程度並ぶことで搭乗する事が可能なアトラクションは低い順位にしています。
可能な限りこの順番で検討してみて下さい。
東京ディズニーランド
- モンスターズ・インクライド&ゴーシーク
- プーさんのハニーハント
- スプラッシュ・マウンテン
- バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
- ビッグサンダー・マウンテン
- スペース・マウンテン
- ホーンテッド・マンション (パレード中と閉園前は並ばずに行けることもある)
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー (パレード中と閉園前は並ばずに行けることもある)
東京ディズニーシー
- トイ・ストーリー・マニア!
- センター・オブ・ジ・アース
- タワー・オブ・テラー
- インディー・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮 (朝1番ならばスタンバイで行けることもある)
- ニモ&フレンズシーライダー
- レイジングスピリッツ
- マジックランプシアター (ハーバーショー中と閉園前は並ばずに行けることもある)
- 海底2万マイル (ハーバーショー中と閉園前は並ばずに行けることもある)
希望のアトラクションのファストパスが取得できない時の選択肢を作っておく
これには理由があります。
1つは廻る順番に影響を及ぼす。
もう1つはファストパスが早くになくなってしまうアトラクションがあるからです。
早い話、代替を決めておく必要があるということになります。
例えば、トイ・ストーリー・マニア!は大人気のアトラクションでスタンバイでもファストパスでも長蛇の列になります。
そして、どのアトラクションよりも早くファストパスの発券が終了になります。
開園して1時間も経たないうちに発見が終わってしまうことすらあるのです。
そしてこれは廻る順番にも影響します。
トイ・ストーリー・マニア!のような大人気のアトラクションにこだわるばかり、他のアトラクションのファストパスを取得することができなくなるおそれがあるからです。
また、アメリカンウォーターフロントにあるトイ・ストーリー・マニア!ならば同じエリアにあるタワー・オブ・テラーのファストパスを次に取得する、またはトイ・ストーリー・マニア!のファストパスを取得後にスタンバイで搭乗するなどの対策が打てるからです。
もし、トイ・ストーリー・マニア!のファストパスが取得出来なかった/諦めたならば、次のターゲットを近隣のタワー・オブ・テラーにする、もしくはロストリバーデルタにあるインディー・ジョーンズ・アドベンチャーやミステリアス・アイランドにあるセンター・オブ・ジ・アースに行くなどの選択ができます。
取捨選択をどう行うか、これを事前に決めておくのもいいでしょう。
トイ・ストーリー・マニア!がダメだったら、インディー・ジョーンズ・アドベンチャーに行く、などです。
スタンバイで搭乗できそうなものはスタンバイで乗る
例えば、ホーンテッド・マンションはショーやパレードの前後では比較的待機列が空くのでファストパスを取得しなくてもスタンバイで搭乗できるチャンスがあります。
そしてスタンバイ60~70分程度の待ち時間で搭乗できるものはスタンバイで搭乗することをおすすめします。
特に下記時間帯での搭乗をおすすめします。
- ショー・パレードの前後
- 食事に集中する時間帯 (12~14時)
この2つを意識するだけでファストパス対象のアトラクションもスタンバイで搭乗できます。
残念ながらこのことを知らずに目の前にあるファストパス発券機を見てすぐに動き出す人もいますが、そんなことはせずに発見時間帯も見極めた上で効果的に動くことを考えてください。
あくまでも「大人気のアトラクション>人気のアトラクション」が優先順位。
人気のアトラクションは大人気より人気がないので時間帯によってはスタンバイで搭乗することを検討して下さい。
スマートフォンサイトを有効活用して動き方を柔軟に決める
東京ディズニーリゾートでは現地にいるとアトラクションの待ち時間などをほぼリアルタイムに知ることが出来ます。
東京ディズニーリゾート公式サイトが待ち時間を教えてくれるのです。
なお、待ち時間は東京ディズニーリゾート現地にいないと分からない仕組みになっています。(※位置情報を送信するため)
ファストパスの時間帯も出てくるので、次はどれを取りに行くのか、同行者と一緒にスマートフォンでの情報を確認し合いながら決めるのもいいでしょう。
公式サイトに情報が出ることを知らない人が今でも多いのでここで上手に情報を集めて判断を下すことも効率よくファストパスを取得するために必要なことの1つと言えましょう。
食事の時間を意識する
早い話、前倒しの時間帯で食べる事が得策です。
11時には多くのレストラン(着席して食事ができるレストラン)がオープンしますので開店と同時に入店、30分程度で食事を済ませて次のアトラクションに行くのがいいでしょう。
またハンバーガーなど、店に入らなくてもどこかに座って食事が出来るものは先に買うだけ買って食べ歩きするのもいいでしょう。
開店と同時に入って30分程度で食事が済ませられるおすすめレストラン
着席形式でお店の回転率の良さも含めて3つずつ紹介します。
東京ディズニーランド
- ハングリーベア・レストラン
- グランマ・サラのキッチン (席数が多い)
- プラズマ・レイズ・ダイナー
東京ディズニーシー
- ホライズンベイ・レストラン (キャラクターグリーティングショーのない方)
- カスバ・フードコート (席数が多い)
- ユカタン・ベースキャンプ・グリル
どうしても開店直後に行けない場合はハンバーガー系、ピザ系、スモークチキンレッグ系を少しずつ食べながらアトラクション攻略に専念するのもいいでしょう。
ちなみに、人気アトラクションの近くのレストランとエントランスに近いレストランはピークタイム時かなり混雑する傾向にありますので、ファストパスを取得する、または既に取得済みのアトラクションのそばで食事を過ごすのもいいでしょう。
大人気アトラクションのファストパスはあきらめるのも1つの考え方
さて、朝早く起きてパークに出かけたとしても、トイ・ストーリー・マニア!は開園から1時間もしないうちにファストパス発見が終了となるケースがほとんどです。
30分以上並んでもファストパスが取得できるかどうかわからないアトラクションの場合は思い切ってそのアトラクションのファストパスは取得しない。
そして他のアトラクションのファストパスを取る、または1つでも多く他のアトラクションに乗ることを選択するのがいいでしょう。
スタンバイならともかくも小1時間並んで結果ファストパスを取得できなかったケースがあります。
トイ・ストーリー・マニア!でのことです。
そこまで並ぶならインディー・ジョーンズ・アドベンチャーのファストパスを取得して、その足でレイジングスピリッツをスタンバイで乗ったほうが得策です。
カネに物を言わせて"優先的"にアトラクションの搭乗権を獲得する
これは一緒の裏技と言ってもいいでしょう。
それはバケーション・パッケージで東京ディズニーリゾートに遊びに来ることです。
様々な組み合わせがありますが、やはりファストパス付きのものが最強です。
USJみたいにお金でファストパスが買えないのはおそらく転売の影響を考えてのことなので、止む形無しなのでしょうが、バケーション・パッケージともなると話しは別。
とにかくバケーション・パッケージで大枚はたいて権利を買うことが現状では一番のベストチョイスではないでしょうか。
「アトラクションをめいっぱい楽しむ 2DAYS」なんて6枚もファストパス付いてきますからね。
ただし、ホテル料金もマックスで15万近くかかるので、本当に凄いですね。
組み合わせは縦横無尽、ご自身のプランとペースにあわせて1枚でも多くのファストパスをゲットしよう!
最後のバケーションパッケージは極端な例にしても、どう動くかによって獲得できるファストパスの数は変わってくるのも事実です。
今回の事例を参考に色々と自身なりの組み合わせを考えてみてください。
廻る事例を紙に書き出してみるのもいいでしょう。
せっかくの遊びなので、ぜひとも楽しんで充実した1日を過ごしてください。