産経新聞デジタルの報道によると、TDRがロケーションする千葉県浦安市では舞浜地区からの119番通報が増加していることを受け、舞浜地区に消防出張所の建設を計画していることが明らかになりました。
急増する観光客らの救急要請に加え、地域の災害にも対応できる体制を整備するとのことです。
「空白地帯」だった舞浜地区

記事によると、舞浜地区は消防機能が手薄だった「空白地帯」だったそうです。
しかしながら、急増する119番通報への対応として、「消防署舞浜出張所」を新たに新設。鉄鋼通り3丁目の土地(2千平方メートル)を活用し、令和9年3月の完成を目指すそうです。
消防車、救急車各1台を配備し、20人前後が常駐するプランとのことです。
新型コロナウィルスの感染拡大前と比べても増加傾向にあるとのことなので、対応が急務であることは明白かと思われます。
舞浜地区に119番通報が偏れば、他の地域での救急活動に支障を来たします。
浦安市は税収確保のために宿泊税の導入を進める意向を示しており、地域還元という観点で見ても「消防署舞浜出張所」の新設は実に理にかなっていると考えます。
浦安市の人口は約17万人とのことです。TDRの年間来場者数が2,500万人をゆうに超えますので、キャパオーバーと言っても差し支えはないでしょう。それこそOLCがお金を出して消防署や救急外来・出産専門の病院でも作って寄付したらパブリックイメージも良くなるし、より行政からの手厚い保護も受けられるのではないかと考えますが、あまりそういうところには頭が廻らないようですね。
今回の件は当然自治体の仕事になりますが、普段お世話になっている浦安市に対して、OLCはもう少し優しさを見せてあげても良いのではないかと思いました。株主還元に目が行きがちですが、ステークホルダーは何も株主やゲストだけではない、ということで成人式やって時折パレードやって、ではダメということですね。
地域住民にかかる迷惑も相当あるでしょうから、OLCが博愛精神に目覚めて、浦安市には多額の税金だけではなく、多額の寄付を行うことを強く勧めます。今の経営陣は耳すら貸さないと思いますが、言うだけ言っておきます。