株式会社オリエンタルランドは2018年4月27日付のプレスリリースで平成30年3月期の決算を発表しました。
売上高は過去最高となる4,792億を記録するも、営業利益は前年と比較して25億マイナスの1,102億円、当期純利益は-1.4%という結果となりました。
2019年3月期には売上高を5,008億、営業利益は1,134億と高い目標を掲げております。
混雑緩和対策も含めて色々と悩ましい状況下で35周年のアニバーサリーを迎えた東京ディズニーリゾートですが、これから1年の展開はどういうものか、その経営計画も含めてチェックして観ましょう。
平成30年3月期決算 過去最高の売上高を記録するも当期純利益は-1.4%
来園者は増えたが、人件費も増えて結果利益が減ったということです。
- 売上・・・3,959億円
- 入園者数・・・3,010万人
- ゲスト1人あたりの売上高・・・11,614円
「ニモ&フレンズ・シーライダー」の登場、また1デーチケットの価格値上げがあった2016年以降の単価増、飲食費やグッズ収入の増加も売上高の向上につながっているようです。
しかしながら、パート・アルバイトを準社員(契約社員)にするなどの人件費増加が影響し最終的には当期純利益が昨年度よりもマイナス計上になったとのことです。
2019年3月期は35周年の好影響で強気の予想
2019年3月期は35周年"ハピエスト・セレブレーション"が通年で開催されているので売上高、営業利益高の予想を行っております。
予測値としては下記のとおりです。
- 売上高・・・4,179億円
- 入園者数・・・3,100万人
- ゲスト1人あたりの売上高・・・11,830円
- 営業利益・・・944億円
増収増益を狙う目論見ですが、ここは天候さえ良ければ十分にクリアするものとみております。
2020年の向けての大きな発表はなし
2020年の大規模再開発に関する発表はありませんでした。
しかし、加賀見CEOが2018年4月15日のプレスリリースで開示したようにTDR内の拡張工事は行うということですので、これからまた新しい発表があるかもしれません。
決算資料にはキューラインをいかに快適に過ごせるかということで屋根付きの施設を作った、またはリニューアルしたことなどを事例にゲストの快適度を増すために様々な手を打っているという事を記載しており、大きな発表はなくとも日々の営業活動の中で会社としてあらゆる手を尽くしているということをアピールしています。
また、レストランの改増築も行う(セイリングデイ・ブッフェのことか)ことも記載しており、来場客数の増加とそれに伴う顧客満足度の低下をいかに食い止めるか、ということを会社としてもしっかり課題として考えている様子が伺えます。
大きな発表はなくとも着実に歩みを進める会社の動きを感じる決算発表でした。
第回株主総会は2018年6月日に予定しております。
株価は着実に上昇しております。買い増しも含めた検討を進めてもよろしいのではないでしょうか。