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FANTASMICKEY!

今話題の"パジャマディズニー"は何が問題なのか?

27/10/2016

2016年のハロウィーンイベントもいよいよ佳境に入り、連日仮装を楽しむゲストで賑わいを見せておりますが、反面、マナーを守らないゲストの存在も目につくようになりました。

特にパジャマ姿でパークを楽しむ"パジャマディズニー"というスタイルに対する共感と反発、非難・嫌悪・困惑がSNS上でもまたWEB/TVメディアでも話題の的となっております。

"パジャマディズニー"事の発端は?

WEBメディア「J-CASTニュース」にて今回紹介された話題が騒動の発端となります。

またSNSでの発信を契機にNaverまとめにもまとめ記事がアップされております。

端的に内容をまとめると

  • パジャマ姿でパークに行くがエントランスで止められる
  • 仕方なくイクスピアリで洋服を購入し、パジャマの上から着衣
  • パークの中に入った後、洋服を脱ぎパジャマ姿に
  • ミニーちゃんのキッチンに座り、さらには足まで置く(土足)
  • 一連の行為がSNSにアップされ、炎上する

というものになります。

また今回に騒動の主は某大手コーヒーチェーン店で働いているということも判明してますます炎が燃え盛るという始末になってしまいました。

TVのワイドショーでも"パジャマディズニー"騒動が取り上げられる

今回の騒動、早速フジテレビのワイドショーでも取り上げられてしまいました。

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SNS上での騒動を知る由もない世代の方にまで話題が広まったことになります。

そして、こういう批判や非難の声に対してこんな意見もありました。

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決して誰にとってもいい感じのしない話になってしまいました。

"パジャマディズニー"は誰が広めたのか?

誰が言い出してやり始めたのか、一切分かりません。

しかし、若い女性の中にはパジャマ姿でパークで遊ぶことを"思い出づくりの一環"として計画して居る方が少なからずいるようです。

パジャマは寝る時に着るものであり、外出用の洋服ではないことを逐一説明しないと話が通じないほど知性の劣化したゲストが少なからず一定数いる事を認識しないといけなくなりました。

「夢の国だからなんでもOK」の精神はどこから来たのか?

ディズニーは夢の国だから、何をしても許されるという趣旨の発言は昨今SNS上でも散見される意見です。

これも誰が言い初めて拡散されたのか分かりません。

「夢と魔法の王国」というフレーズが伝言ゲームで拡散されていくうちに誤った認識のもとで「夢の国」になってしまったのであろうと思います。

ただ、それゆえにどうして何をしても許される、何をしてもOKという発想になったのか、これは全く不思議なことであり、今でも理解に苦しむ内容です。

娯楽が楽しめる場所であるものの、多くの人が来る場所でもあり、公共の場であることに相違はないと思います。

しかし、そう捉えない一定数の層がいる事を考えると今後のパーク運営も大変なものになるだろうな、と感じます。

ゲストが炎上トラブルを起こす理由

幼稚と言えば幼稚、と言ってしまえばそれまでですが、やはりSNS全盛の時代で自分がいかに凄いことをしているのか、という行き過ぎた自己アピールの結果とも見て取れます。

そしてもう1つ、実はワンデーパスポートが値上げの影響もここに来てあると考えます。

値上げの結果

  • 例えば今まで年に2回来ていた回数を1回に減らさざるをえない
  • 1回しか来れない分、やりたいことを出来るだけやろう、という心理が働きやすくなる
  • 結果、周囲の目を気にすることなく目に余る行動に発展し、炎上

という流れが出来つつあります。

もちろん株式会社オリエンタルランドの商売の邪魔をする気がありませんので、値上げが悪だとは申しません。

しかし、予期せぬ結果が出ている以上、今一番ゲストの啓蒙・教育を再考しないといけなくなったのではないかと思います。

本来的には家庭や学校で教える常識を娯楽提供会社が行う、というのも実に変な話ですが、それだけ由々しきレベルのゲストが増えているという認識を持たなくてはいけません。

また頻繁に遊びに来るゲストからすると目に余る行為に及ぶゲストについてSNS上でどうしても書きたくなる傾向があるようです。

結果、ネガティブな意見がSNS上に充満し、気軽に遊びに出かけたい層に悪影響を及ぼす結果も出てきております。

会社としては実に頭の痛い問題でありますが、厳しく取り締まる必要があると思います。

そこで一時的に評判を落とすこともあるかもしれませんが、中長期で観て快適に過ごせるパークづくりを行うためには、今こそ改革が必要ではないかと考えます。

決算の発表日、夢のある話しも大いに結構ですが、今ある課題に対して厳しい態度で接することも内外に広くアピールしてもらいたいものです。

ゲストがパークを壊さないことを強く願うばかりです。

  • B!