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東京ディズニーシー

「東京ディズニーシー®インターネットアンケート」に協力してきました

先日、東京ディズニーシーに出掛けた際にエントランスでキャストの方からアンケートの協力を要請されました。

今回はそのアンケート内容の概要をお伝えするとともに、そこから読み取れる今後のパーク運営について書いてみようと思います。

何回か回答をしたことがありますが、設問が実に興味深いものもいくつかありました。

「東京ディズニーシー®インターネットアンケート」に協力してきました

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全ての設問について、その詳細を書き記す事は控えますが、大設問・中設問程度はご紹介したく思います。

来園目的

  • 来園目的
  • 今までの来園回数
  • 誰と来たのか
  • 東京ディズニーリゾートの施設利用数
  • チケット券種や購入先
  • 入退園時間

東京ディズニーリゾートオフィシャルサイトについて

  • 活用の有無
  • 活用した場合の具体的な利用サイト詳細

東京ディズニーシーに関する印象とパーク内での体験

  • アトラクションの利用数やその感想、印象、具体的な意見
  • ショーやキャラクターとのふれあいに関する利用数やその感想、印象、具体的な意見
  • レストランや小売店の利用数やその感想、印象、具体的な意見
  • 利用した全ての施設の利用時間帯や利用した理由
  • 利用した金額とその詳細
  • 購入にかかる全ての予算
  • パーク内の混雑具合に関する感想
  • パーク内の清潔さに関するアンケート
  • ベビーカーや車いす利用の有無
  • キャストの接遇マナー
  • プライオリティシーティングの認知度や利用に関するアンケート

東京ディズニーシーに関する質問

  • 東京ディズニーシーに関する印象、好き嫌い、感想
  • 具体的な感想や要望 (自由記入)

イクスピアリについて

  • 施設の概要、利用した際の感想
  • その他感想

アンケートについての感想

WEBサイト経由で回答しました。

かかる時間がおおよそ1時間程度でした。

  • グッズと飲食に関するアンケート内容がとにかく細い
  • いつどこで何の理由でお金を使ったのか、詳細を説明しないといけない
  • 「節約」と「景気に関する実感」に関する設問があった

混雑に関する設問について

単独で混雑に関する設問がなかったのはとても残念なことです。

キャストの接遇に関するアンケート内容について混雑に関する設問があり、端的に言えば「混雑していたので施設を利用しなかった」「施設が混雑していることに関する快・不快」しか尋ねられておりませんでした。

混雑はキャストの処理能力に依存するものなのか?

アンケートについて感じたこととして、株式会社オリエンタルランドはもしかすると混雑の緩和のために必要なのはキャスト1人あたりの処理能力に大きく依存するものではないかと考えているようです。

もちろん、混雑時にはテキパキと効率よく対応する事が大事です。

しかし、実際は現場の人員不足でレストランのピークタイムでもレジが開けられずにゲストが空腹の中、長蛇の列を作っている状況を観ると混雑緩和はいくらキャスト1人あたりの処理能力を上げた所で無駄だと感じます。

本当の課題解決は「人員増」以外の何物でもありません。

しかし、失業率が3%前後、高時給の仕事も相応にある今の日本の経済情勢で決して上質なレイヤーではない多くのゲストを時給1,000円以下で長時間働かせるのは無理があるでしょう。

また一部メディアに拠る「ブラック企業」報道も人員の確保に影響をしていると思います。

この点について、運営元がどう考え対処するのか、今後の動きは実に興味深いものになるでしょう。

「節約」というフレーズに観る景気観測と経済情勢への懸念

アンケート内容で2回、「節約」に関するフレーズが出てきました。

「パーク内で消費するときになるべくお金を使わないように節約を意識したか?」

というフレーズでした。

現在の政権が積極的に推し進める経済政策とその効果について、気にしてるようにも思えます。

と同時にデフレになった時、いかにして客単価の向上に努めるのか、準備も抜かりはないと思います。

ただし、パーク内の飲食やグッズは割高に思えます。1デーパスポートも年々値上げを行っております。

体験価値の向上という名目での値上げですが、享受するゲスト側がそれを感じなければ入場者数も減りますし客単価も減る事になるでしょう。

いかにして消費してもらうか、というところは頭を悩ますところでしょうが、最終的には「また来たい」と思ってもらえるような魅力のあるパークづくりを行う、ということに尽きるのでしょう。

アンケートの最後もその日1日を遊んでみての感想を尋ねてましたが、インパクトや深い感動を与え続けられない限りは日本の飽きやすい消費者にそっぽを向けられてしまいますので、企業努力ははてなく続きそうです。

最後に

アンケートに回答すると粗品が貰えます。

この粗品を貰うために1時間程度の時間をかけて皆さんアンケートに答えるんですね。

もし、機会があったら皆さんも是非頑張って最後まで回答してみてください。

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