平成28年3月期の決算短信が発表されましたが、それと同時にかねてからの懸案事項であった東京ディズニーリゾートの再開発に関して新たな情報がリリースされました。
意外な情報もあり、ソーシャルメディア上では大いに盛り上がっておりました。
以下、要点をまとめましたのでご確認下さい。
2016/4/27 OLCプレスリリース 「東京ディズニーランドⓇ/東京ディズニーシーⓇ 今後の開発計画について」
前向きな論調で計画を前倒しすることをレポートしております
。
「2023 ありたい姿」において、「2023 年までに高い満足度を伴った入園者数を恒常的に 3,000 万人レベルとする」ことを目標として掲げておりましたが、2014 年度以降の入園者数レベルが当社の想定よりも早いペースで高まりを見せていることを受け、この目標の達成を 2020 年度へと前倒して実現するために、これまでお知らせした開発計画の一部を見直すことといたしました。
注目ポイントは「目標達成を3年前倒し」にするという事ですね。
東京ディズニーランドの施設開発計画
750億円かけるようです。
- 「美女と野獣エリア(仮称)」
- ファンタジーランドのライブエンターテイメントシアター(名称未定)
- 『ベイマックス』をテーマにした新アトラクション(名称未定)
- 新キャラクターグリーティング施設(名称未定だがミニーマウスとのグリーティング施設)
※ 新規エリアや新規施設の導入に伴い、現在トゥモローランドにある「グランドサーキット・レースウェイ」は2017年1月(日付未定)、「スタージェット」は2017年(秋から冬)をもってクローズ予定。
東京ディズニーシーの施設開発計画
メディテレーニアンハーバーの新アトラクション(ソアリン)が出来るようです。180億円程度の予算を計上しているようです。
2021 年度以降の方針について
2021 年度以降、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを更に進化させるべく、現在開発計画を検討しております。
東京ディズニーランドでは、この度のファンタジーランドを含めた 7 つのテーマランドすべてを開発対象に、エリア規模での刷新を順次おこなうなどインパクトのある開発をおこなってまいります。
一方、東京ディズニーシーでは、世界で唯一の海をテーマにしたディズニー・テーマパークとして飛躍的な進化を遂げるべく、複数の拡張用地を活用した大規模なパーク開発をおこなうことで、質・量ともに体験価値を大幅に向上させてまいります。
このほか、東京ディズニーリゾート®内のホテル客室数の増加など、東京ディズニーリゾート全体の価値向上に向けたさまざまな検討を進めていく予定です。
用地が限られているのでスクラップ&リビルドが頻繁にあるようですね。
そして、アナと雪の女王エリアに関する話しは今回出てきておりません。
今後リリースが出されてくると思います。
どうなるか要注目ですね。
オリエンタルランドの2015-2016年度は純利益3%増
数字に関してはかいつまんで。
- 純利益+3%~5期連続で最高益を更新(凄い!)
- 入園者数は-4%減
- 売上高も減少で4653億円
- 経常利益は-1%減の1092億円
なお、今期(2016-2017年度)は売上高は前期比3%増の4799億円、経常利益は1%増の1105億円を目論むようです。
プレスリリース一覧
本日発表されましたプレスリリースを下記にまとめました。
- 東京ディズニーランド/東京ディズニーシー今後の開発計画について
- 平成28年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
- 2016年3月期 決算補足資料
- 2016年3月期 決算説明会資料 (スライドのPDF)
- 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
またファクトブックも更新されているようです。
今後の開発に関わる情報が楽しみですね。